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「ねえ、これで寒くない?大丈夫?妹子」
身体は何の変化も見せないまま心だけが跳ねる。ただただ跳ねる。僕はどうしようもなくなって目を閉じた。目を閉じたら余計その音が聞こえるのに目を閉じた。次第にいたたまれなくなって目を開けた。太子がいた。まだ心配そうに僕を見る。馬鹿だな、もう寒くなんてないのに。だから僕は口を開いた。
「あついです」
あついです、太子。
「でもそばにいてください」
***
現代パラレルに使いたいけれど何の描写もできなかったので普通の太妹へ。
推敲し直して学パロにでもしようと思います。妹子は寒がりだといいと思います。
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